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CakePHPのアクセサ/ミューテータの仕様にLaravel常用者がハマった話

Last updated at Posted at 2017-01-07

普段Laravelを使っていて、CakePHPでデータベースにエンティティを通して値を保存するというシーンでハマったのでそれぞれのフレームワークの仕様の違いを紹介します。

CakePHPにおけるアクセサ/ミューテータの仕様

Cake/ORM/Table::_processSave()
    => Cake/ORM/Entity::extract()
        => Cake/Datasource/EntityTrait::extract()
        => Cake/Datasource/EntityTrait::get()

Cakephp3でCake/ORM/Table::save()を呼ぶと_processSave()メソッドが呼ばれますが、この中でエンティティのプロパティをSQL文にバインドする時に、エンティティクラス内にユーザー定義のアクセサがある場合、それによって値がフォーマットされます。
CakePHPではアクセサとミューテーターは、オブジェクト指向でいうアクセサやミューテータそのもので、エンティティのプロパティの参照時にアクセサが呼ばれ、束縛時にミューテータが呼ばれる仕様です。

Laravelにおけるアクセサ/ミューテータの仕様

Laravelでは、モデルの"データベースから取ってきたプロパティ"の参照時にアクセサが呼ばれ、モデルのプロパティをデータベースに保存する際ミューテータが呼ばれるという仕様です。

すなわちデータベースに値を出し入れする際に、CakePHPとLaravelのアクセサとミューテータは互いに正反対の動作をするということです。

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