積み上がっていくクラッシュログ
日々モバイルアプリを開発、運用していると、どうしても避けられないのがアプリのクラッシュです。最近はクラッシュログを収集するサービスが充実してきており、公式のストアのコンソールでは得られない情報も簡単に集められます。
一方で、どんなに堅牢な設計で開発を進めていても、予期していないクラッシュログが集まってくるのも事実です。一週間もすれば細かいクラッシュログがどんどん積み上がって行きます。そして往々にして、その中の幾つかは深い闇に包まれた業の深いクラッシュログとして、解決するまでに時間を要することになります。
中には自分たちだけでは解決の難しい、ライブラリの不具合に起因するものもありますが、そういったものを選り分けていくと、自分たちが対処すべきものが見えてきます。そして、すぐに解決できるもの、すぐには出来ないものと言ったものも見えてきます。
クラッシュログの対応をモチベートする
すぐに対応できるものは速やかに対処するとして、直ぐにできそうにないものにどう対応していくかは重要な意思決定になります。ユーザの端末ではクラッシュし続けているので、なんとかしないとユーザは離れていってしまいます。
しかし、中々緒の見えないクラッシュログに対処するのは骨が折れるので、モチベーションの高いうちに対処しないと後回しになってしまいがちになります。
この記事では、どうやって対処方法を見出すか、意思決定の方法については触れず、いかにして問題への対処のモチベーションを上げていくかにフォーカスしてみようと思います。つまり、ほとんどネタです。
TODOリストやタスク管理と併用する
Fabric であれば、Trello や GitHub といったサービスと連携して、クラッシュログへの対応をタスクに落とすことが出来ます。
それぞれのクラッシュに名前をつける
できるだけ、そのクラッシュを解決したら何か良いことが起こることを想起させるような名前にしましょう。そう、例えば
- 焼き肉クラッシュ (対応が完了したら焼き肉が食べられる!)
- 焼酎バグ (対応が完了したら焼酎が飲める!)
- フォンダンショコラ例外 (対応が完了したらフォンダンショコラがもらえる!)
自分に思いつくのは食べ物ばかりですが、それ以外のものを選んでも良いです。そう、例えば
- 告白クラッシュ (俺、この対応が完了したらAさんに告白するんだ……)
- 温泉バグ (温泉宿にこもってデバッグするのでさがさないでください)
とにかく、ハングリーにクラッシュログの対応をしたくなる名前にしましょう。
TODOリストやタスクチケットに画像を貼り付ける
ただ単に名前をつけただけでは刺激が足りない場合は、一緒に画像も貼り付けましょう。Trello なら、タスクリストに添付画像のサムネイルが表示されるので、楽しさ倍増です。
ああ^〜美味しそう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。悩ましい面倒なクラッシュログも、これなら後回しにせずなんとかしようという気分になりそうです。
現場からは以上ですが、とりあえずお好み焼きが食べたいです!!