前回に続きまして、
オフ会の内容②です!
Boygrouping!!
ずーっと気になってたんだけど、
なんだかよくわからなかったノード。
試してみたい!っていうメッセージをもらってたので、オフ会でやってみました。
オフ会レポは以下。
http://qiita.com/yhy_jp/items/29102ebea94fba729b16
#Boygroupとは
Serverサイド(1台ないし、複数台)から、各種クライアントにリアルタイムにパッチ内のデータを送ることができる。
使い方イメージは、公式サイトのような感じ。
一説によると、アイドルが一緒に踊っているような感じを、プログラマーメンズもアイドルのように踊る!みたい感じだった気が…w
##注意点
・2台以上のPCとネットワーク環境が必要(ローカルネットワークでも可能)
・送ることのできるデータのサイズは決まっている。
主に、Value、Color、Stringのデータを送ることができる。
Rendererは送ることができるが、Textureは送ることができない
#Boygroup接続
今回は、server、client1台ずつを想定し、説明します。
(clientのIPv4アドレスを、192.168.1.1、ServerのIPv4アドレスを、192.168.1.2、で実施している画像を載せているので、どっちかわからなくなったら参考にしてください。)
##①同一ネットワーク上に接続する
インターネットなどで使用しているWi-Fiルーターや
ローカルなネットワークに接続します。
##②同一ネットワーク上の接続かを確認する
コマンドプロンプトを起動し、__「ipconfig」__と入力
色々なIPアドレスが表示されると思いますが、
__デフォルトゲートウェイ__の値が2台のPCが同じか確認してください。
__2台とも__IP調べてくださいねー!
以下のような感じでいっぱい表示されると思います。
##③Server、ClientのIPアドレスをメモ
同一のデフォルトゲートウェイの__IPv4アドレス__をメモしてください!
両方使いますからねー!
##④Serverの設定
サーバーで用いるPCの方を
CommandlineParameterでSERVERでたちあげる!
その後、__Boygroup(VVVV Server)__ノードを開き、
左上インレットに__Client PCのIPv4アドレス__を入力
Connectしたかどうかわかるように、左下アウトレットにToggleとかつけてみてもいいかもしれません。
3番目のインレット__BroadcastModeはTCP__がよいかと。
##⑤Clientの設定
Client側のPCは、
__CommandlineParameter__で、
__Server PCのIPv4アドレス__を入力し、起動。
...vvv.exe /client [ServerのIPv4アドレス]のような感じです。
##⑥接続の確認
接続ができていれば、以下のような動きをするはずです。
・ServerのアウトレットConnectedが1になってる
・client側に自動でパッチ作成のウィンドウが立ち上がる
・Serverのウィンドウをドラッグすると、clientのウィンドが動く
#Boygroupノードの使い方
##青いノードを作ろう
青いノードは、ServerからClientに送ることができるノードです。
サーバーサイドのノードを選択し、
Control + B で青くなるはず。
青くなったらClient側にも青いノードが出現する!
##Serverでつくったパッチから、clientのパッチを動かそう
パッチ全部を送ってもいいし、
必要な部分だけ青くしてもOK!
いろいろ試してみましょう。以下、参考Vineのリンクです。
https://vine.co/v/OgOwtQiXxFr
#おわりに
オフ会では、たくまさんがサーバーPCで色々遊んで、
Client側にリアルタイムパッチングを公開してました。
Boygroupは、一台のサーバーPCから離れた複数のClient PCを制御するのにはかなり使えそうなイメージですが、
相互通信はTCP、UDPあたりの方がよさそうな感じでした。
何画面かを同時制御するときとか、
オフ会の基礎講座のプロジェクターない時とかに使えるかなーとか、
思ってます。
使いどころが意外と難しい感じですが、
他にも面白いアイディアあったら教えてくださいー!
Twitter:Junky_Inc