[Rust]セミコロンレスでFizzBuzzを書いてみた

はじめに

世の中にはセミコロンレスJavaというものがあると知ったので、Rustでもセミコロンレスなコードを書いてみました。

セミコロンレスとは

セミコロン(;)を一切使わずにコードを書くことらしい。

詳しくは下記のURLを参照してください。

Semicolonless Java 2012
セミコロンレスJavaはJava8の夢を見るか？

実装

セミコロンレスJavaではif文などを使ってセミコロンを使わないようにしているようだ。
Rustでもifを使って書いてみたのが以下。

main.rs

#![allow(unused_comparisons)]

pub fn main() {
    if (1..101).map(|n|
            println!("{}",
                if n % 15 == 0 {
                    "FizzBuzz".to_string()
                }else if n % 3 == 0 {
                    "Fizz".to_string()
                }else if n % 5 == 0 {
                    "Buzz".to_string()
                }else{
                    format!("{}", n)
                }
            )
        ).collect::<Vec<_>>().len() >= 0  // ブール値が必要なので意味もなくlen()を呼んで比較。
    {} // セミコロンレスにするためのifなので、{}の中身は不要。
}

マクロバージョン

ifがそのまま見えていると気持ち悪いので、マクロにしてみたのが以下。

main.rs（改）

#![allow(unused_comparisons)]

macro_rules! semicolonless {
    ($e:expr) => (if $e {})
}

pub fn main() {
    semicolonless!(
        (1..101).map(|n|
            println!("{}",
                if n % 15 == 0 {
                    "FizzBuzz".to_string()
                }else if n % 3 == 0 {
                    "Fizz".to_string()
                }else if n % 5 == 0 {
                    "Buzz".to_string()
                }else{
                    format!("{}", n)
                }
            )
        ).collect::<Vec<_>>().len() >= 0
    )
}