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HALでGithubへプッシュする方法&自動切り替え

Last updated at Posted at 2016-11-09

学校法人・専門学校HALでGit!!

HAL Advent Calendar 2016
HAL生によるアドベントカレンダーで投稿した記事です。

なぜわざわざ記事にしたか

ただ、Githubへプッシュするだけなのに、なぜいちいち記事にしたかと言いますと、HALでは外部への通信はプロキシを経由するため、すんなりと出来ないという問題があります。少し考えれば分かる解決法なのですが、それに辿り着く前にテザリングで我慢する学生も少なくないので、今回はそれを記事にしました。
※学校的には無駄にポートを開放出来ないので、仕方ないと思います。
HAL東京ではこの問題は起きないそうです。

## 対象のOSと学生
申し訳ありませんが、私がMacということから、OSXのみを想定しています。ですが、Windowsでも同じことをすれば可能です。時間があればそっちも書きます。
また、今回はHAL大阪の設定になります。他校バージョンあれば、Githubにプルリクください。

MacもWindowsも対応可能です

HALの学生はWindowsユーザーが多こともあり、Windowsでの対応も致しました。
この記事の下部に設定方法を添えますので、そちらで確認してください。

プッシュ出来ない原因と課題

設定を詳しく知っているわけではないですが、Proxyを経由するということは、許可されているポート以外は遮断されます。恐らく、80と443以外は閉まってる気がします。
加えて、プロキシにはユーザーを認証する機能が存在するので、そこをパスする必要があるという二点を回避する必要があります。

一番ラクな解決策

以下のような感じで、configにプロキシに合わせた設定を直接入力する方法があります。しかし、これだと学外だと使えないという問題がありました。

$ git config --global http.proxy http://学籍番号:認証PW@proxy03.osaka.hal.ac.jp:8080
$ git config --global url."https://".insteadOf git://

解決するためのシェルスクリプト

hal_proxy.sh
# License: MIT
# (c) 2016 jumpei"pei"chikamori http://ganbaruman.xyz/portfolio

#!/bin/bash

# 設定してください
user=学籍番号
password=認証PW

# git
git config --global --unset http.proxy
git config --global --unset https.proxy
git config --global --unset url."https://".insteadOf
sed -i '' -e '/http/d' ~/.gitconfig
sed -i '' -e '/https/d' ~/.gitconfig

# npm
npm -g config delete proxy
npm -g config delete https-proxy

unset http_proxy
unset https_proxy
unset ftp_proxy
unset all_proxy

# HAL
if ping -c 3 proxy03.osaka.hal.ac.jp >/dev/null 2>&1
then
    proxy_hal=http://$user:$password@proxy03.osaka.hal.ac.jp:8080
    git config --global http.proxy $proxy_hal
    git config --global https.proxy $proxy_hal
    git config --global url."https://".insteadOf git://

    npm -g config set proxy $proxy_hal
    npm -g config set https-proxy $proxy_hal

    export http_proxy=$proxy_hal
    export https_proxy=$proxy_hal
    export ftp_proxy=$proxy_hal
    export all_proxy=$proxy_hal
fi

やっていることは簡単で、対象のプロキシと導通確認が取れたら、学校用のプロキシにする。それだけのシェルスクリプトです。
※現在プルリクなどで改良も加えられているので、git以外の対応も増えてきています。もっと増やして便利にしたい方はプルリクよろしくです。

起動の度に自動で設定を変更する

.bashrcに記述してください。 (ターミナルやgit bash起動した時に実行)
上記で書いたシェルスクリプトを貼り付けるか、hal_proxy.shというファイルを作成して、読み込むかのどちらかの処理を記述してください。
zshの人は.zshrcに記述してください。

特定のリポジトリにだけ適用したい時は、pre-pushで実現できます。
今回は基本的に全てのリポジトリを想定しているので、
使い方が分かりやすく載っているサイトを紹介しておきます。
pre-pushの使い方

それぞれのOSでの設定方法

Windows

Git bashをインストールして起動し、設定コマンド通りに入力していってください。
Git bashのダウンロード

Mac

ターミナルを開いて、設定コマンド通り入力してください。
XCodeをインストールするか、gitインストール手順を参照してください。

設定コマンド

以下のコマンドを順番に入力してください。
$は入力コマンドに含めないでください。

$ git clone https://github.com/tikasan/hal_proxy_over_git.git
$ cp hal_proxy/hal_osaka_proxy.sh ~/hal_osaka_proxy.sh
$ touch ~/.bashrc
$ vi ~/.bashrc
$ source ~/.basrc

vi ~/.bashrcにて記述する内容は以下の通りです。
vimの操作がうまく出来ない人は直接ファイルを開くか、友達にやってもらってください。

.bashrc
~/hal_osaka_proxy.sh

上記の設定だと、ターミナルまたはGit bash起動する度に自動的にプロキシの設定が上書きされます。

イケてるシェルスクリプトまたは他校バージョンあれば

一応、Githubにアップしましたので、暇な人はプルリクしてください。
hal_proxy_over_git

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