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Ruby on Railsチュートリアルの環境構築をvagrant上でやってみたまとめ

Last updated at Posted at 2014-04-16

##はじめに

経緯

社内でRailsの勉強会をやりたい、という話をしていました。

そこで「Ruby on Rails Tutorial
をハンズオン形式でやってみよう!」という話になったのですが、それぞれが使っているOSの違いなどが原因で、上手く進行できなかったりすることもあるかな、というのが懸念としてありました。

「じゃあvagrantを使ってみんな同じ環境で(だめだったら簡単にやり直せるし!)進めていこう!」

というわけで社内向けにvagrantのセットアップからtutorialの第1章(環境構築)までをやってみたまとめを作ったのですが、せっかくなので投稿します。
(僕もRailsやったことないので、間違っているところがあるかも知れません。ご指摘があれば、是非お願いします。。)

Railsを動かすOS

  • CentOS6.5

RubyとRailsのバージョン

  • Ruby 2.1.0
  • Rails 3.2

(tutorialのRails 3.2/4.0 のどっちから始めるべき?というコラムによると、
初学者はまず3.2をやってみるのが良いそうです。)

方針

rails serverができるようになるまでに叩いたコマンドを羅列していきます。

ほとんどはtutorialの内容を転記しただけですが、たまにtutorialには記載のないコマンドを叩く必要もありました。

RVMやGemのインストールなどは基本的にtutorialに沿っていって、うまくいかないところがあったら確認する、という用途で使えればと思っています。
(まだ勉強会開催前なので、実績はありません。。)

vagrantとvirtual boxのインストール

下記よりインストール。
書いている時点でvirtual boxは4.3.10、vagrantは1.5.2でした。

vagrantのセットアップ

初期化及びboxを追加

http://www.vagrantbox.es/より選択します。

今回はCentOSの6.5を使います。

vagrant init https://github.com/2creatives/vagrant-centos/releases/download/v6.5.1/centos65-x86_64-20131205.box

ネットワークの設定

Vagrantfileを開き、下記のコメントを外します。

config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

これで192.168.33.10のアドレスで、ホストOSからゲストOSにアクセスできるようになります。

共有ディレクトリの設定

RailsはVM上で動かす想定ですが、コーディングはホスト側の使い慣れた環境やエディタで行いたいので、ソースディレクトリを共有します。

同じようにコメントアウトされている行があるので、下記のように設定します。

config.vm.synced_folder "~/src/rails_projects", "/home/vagrant/rails_projects"

config.vm.synced_folder "ホスト側のディレクトリ", "ゲスト側のディレクトリ"という設定になります。

ホスト側はどこでもいいので、適当にディレクトリを作って設定してください。
ゲスト側はtutorialで指定されている名前にしたいので、なるべく変えない方が良いと思います。

起動

vagrant up

初回は結構時間がかかります。。

色々インストール

仮想マシンにSSHでログインして作業を行います。

vagrant ssh

yumのupdate

まずはyumを最新にしておきます。

sudo yum update

RVM

rubyの管理には、チュートリアル通りにRVMを使います。

インストール

curl -L https://get.rvm.io | bash -s

インストールが終わった段階で、.bash_profileにsource ~/.profileを追記しておいてください、と言われました。

* WARNING: You have '~/.profile' file, you might want to load it,
  to do that add the following line to '/home/vagrant/.bash_profile':

    source ~/.profile

追記して、source ~/.bash_profileで読み込んでおきます。

vi ~/.bash_profile #編集する
source ~/.bash_profile

最新化

rvm get head && rvm reload

必要なパッケージをインストール

rvm requirements

rubyのインストール

rvm install 2.1.0 --with-openssl-dir=$HOME/.rvm/usr

gem

gemset作成

rvm use 2.1.0@rails3tutorial2ndEd --create --default

gemのupdate

gemをtutorialの指定バージョンでupdateします。

gem update --system 1.8.24

Rails

インストール

gem install rails -v 3.2.14

アプリケーションの作成

Railsのアプリケーションを作成してみます。

Vagrantfileに共有ディレクトリの設定を行ったので、ディレクトリはもう作られているはずです。

cd rails_projects
rails new first_app

そうすると、bundle installのところで怒られました。

/home/vagrant/.rvm/rubies/ruby-2.0.0-p451/bin/ruby extconf.rb
checking for sqlite3.h... no
sqlite3.h is missing. Try 'port install sqlite3 +universal',
'yum install sqlite-devel' or 'apt-get install libsqlite3-dev'
and check your shared library search path (the
location where your sqlite3 shared library is located).

sqlite-develをインストールし、再度bundle installします。

sudo yum install sqlite-devel
bundle install

再びrails serverを実行すると、今度はJavaScriptのruntimeがないと怒られます。

/home/vagrant/.rvm/gems/ruby-2.0.0-p451@rails3tutorial2ndEd/gems/execjs-2.0.2/lib/execjs/runtimes.rb:51:in `autodetect': Could not find a JavaScript runtime. See https://github.com/sstephenson/execjs for a list of available runtimes. (ExecJS::RuntimeUnavailable)

tutorialを見ると、nodejsがおすすめですと書いてあるので、素直にnodejsをインストールします。

sudo yum install nodejs

再度rails serverを実行すると、今度は成功!

http://192.168.33.10:3000/にホスト側のブラウザからアクセスして、Railsの初期画面が表示されれば成功です!

スクリーンショット 2014-04-17 1.09.52.png

終わりに

ここまでで一章の半分ぐらい(1.5まである中の、1.2.5)です。
勉強会の進行を妨げそうな環境構築作業はもうないかな、という感じがしているのでここで終わります。

まだ読み進めたばかりですが、Rails tutrialは1つ1つのトピックについて幅広く、背景まで含めて深く説明してくれているので、すごく勉強になります。

勉強会が楽しみです!

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