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AMIMOTO AMIでWordPressを立ち上げる

Last updated at Posted at 2016-02-06

概要

何ができるのか

AWS上にDigitalCube社のAMIMOTO AMI(Apache)を使ってWordPressサイトを立ち上げます。
AMIMOTO AMIは、DBなどがすでに設定済みですぐに使い始められるだけでなく、カリカリにチューニングしてありAWS上での稼働に最適化されています。
https://ja.amimoto-ami.com
今回はAMIMOTOが起動できる最小のインスタンスであるt2.microを使用します。
いろんなバージョンがありますので、詳細は下記などを参照して下さい。
http://gatespace.jp/2015/12/16/amimoto-family/
https://www.facebook.com/GHOSTINTHEAMIMOTO

前提条件

  • AWSアカウントをもっていること。アカウント作成手順は下記を参照してください
    (クレジットカードが必要です)
    https://aws.amazon.com/jp/register-flow/
  • EC2で作成済みのkey pairがすでにあり、SSHでアクセスする方法を知っていること。知らないという方は下記のコンテンツをやってみてください(手順中で使用するツールはWindows向け)。コンテンツ内で立ち上げたWebサーバはその後使わないので、削除してしまって構いません
    http://d.ichiro.es/ec2.pdf
    なお、上記ドキュメントはWindows環境向けですので、Macユーザーは下記もあわせて参照下さい。
    ・SSH接続
    http://qiita.com/ssm_snow/items/56584b97c88d52f512d0
    ・SFTP接続
    http://www.hibimai.com/2014/02/05/175/
  • レコードを編集可能な独自ドメインを保有していること
    ※ もってない場合は無料で取ってしまおう

料金

東京リージョンでAMIMOTO AMI(Apache)をt3.microで起動する場合(2020年5月現在)。
リージョンによって料金が異なり、東京リージョンは他のリージョンに比べ若干高めです。

内訳 月額概算
インスタンス料金 約10.5 USD
ソフトウェア料金 約3.8 USD

初回起動後、14日間はソフトウェア料金が無料です。
詳細は下記で確認して下さい。
https://aws.amazon.com/marketplace/pp/B084CW35D7?ref=cns_1clkPro

AMIMOTO AMIを起動する

  • AWSにサインインする
  • EC2コンソールを開く スクリーンショット 2020-05-26 13.09.17.png
  • リージョンはお好みでOK。とくに理由がなければTokyoリージョンを選択する
    EC2 Management Console 2016-09-22 16-07-39.png
  • 英語画面で説明するので、日本語表示になっている場合は画面左下の言語選択を[English]に変更する
    AWS マネジメントコンソール 2016-09-22 15-49-56.png
  • [Launch Instance]をクリックする
    Launch.png
  • [AWS Marketplace]をクリックする -> [AMIMOTO]と入力する -> Enterを押す -> [WordPress Powered by AMIMOTO (Apache)]横の[Select]をクリックする スクリーンショット 2020-05-26 14.00.33.png
  • 課金についての説明を読み、同意する場合は[Continue]をクリックする スクリーンショット 2020-05-26 16.12.29.png
  • [t3.micro]を選択し[Next:...]をクリックする スクリーンショット 2020-05-26 13.11.24.png
  • 次の2画面はとくに変更しなくてもOKなので、そのまま[Next:...]をクリックする スクリーンショット 2016-02-06 16.47.01.png スクリーンショット 2016-02-06 16.49.24.png
  • インスタンス名を入力(任意)して[Next:...]をクリックする スクリーンショット 2016-02-06 17.26.57.png
  • TCP/443(SSL)は今回は使用しないので削除する スクリーンショット 2020-05-26 13.15.39.png
  • 判別しやすいSecurity Group名をつけ、TCP/22のSourceを[My IP]に変更する
  • [Review and Launch]をクリックする
    ※ TCP/22は、SSHおよびSFTPのアクセスに使用するポートでありany開放するのはセキュリティ上好ましくないので、現在PCからインターネットにアクセスしているIPに制限する。ただし、プロバイダから与えられるグローバルIPは変化するので、アクセス都度変更する必要がある
    ※ 社内LAN等F/W越しの接続の場合、上記設定ではSSH/SFTP接続ができない場合がある。その場合はSSH/SFTP接続をするときだけ「Anywhere」で開放し、作業が終了したらポートを閉じるようにする スクリーンショット 2016-02-06 17.00.01.png
  • 設定内容を確認して[Launch]をクリックする
  • Key pairを選択し[I acknowledge...]にチェックを入れ[Launch Instances]をクリックする スクリーンショット 2016-02-06 17.10.59.png
  • [View Instances]をクリックする

独自ドメインでアクセスできるようにする

  • 先ほど起動したAMIMOTOインスタンスのPublic IPとInstance IDを確認する
    ※ ただしこのままでは再起動でグローバルIPが変わる場合があるので、必要に応じてElastic IP(固定グローバルIP)をアサインする。Elastic IPは1つのEC2インスタンスにつき1IPが無料だが、EC2停止中は課金されるので注意
    スクリーンショット 2016-02-09 00.08.32.png
  • DNS名(WordPressサーバへアクセスするURL)を決め、DNSのAレコードにPublic IP(またはElastic IP)を登録する
    ※ Route 53でドメイン管理をしている場合は下記参照
    http://qiita.com/Ichiro_Tsuji/items/8471fe0b3d4d17cde146#aレコードの登録
  • Instance IDは次項で使用する

WordPressの初期設定を行う

  • 前項で確認したPublic IPとInstance IDを使い、下記にログインする
    http: //{Public IP}/wp-login.php
    Username: admin
    Password: {Instance ID}
    スクリーンショット 2020-05-26 15.30.22.png
  • WordPressのダッシュボードが表示される スクリーンショット 2020-05-26 15.35.33.png
  • 設定画面に入り下図の通り設定を変更し、設定を保存する。サイト名は適当な名前を、2種類のURLはhttp://{DNS名}を入力する。DNS名は前項で前項でAレコード登録したもの スクリーンショット 2020-05-26 15.38.31.png
  • 再度ログインする
  • あなた専用のブログサイトが立ち上がりました。記事を投稿してみましょう!投稿は管理画面から行います。もちろんスマホからもアクセスできます。画像を投稿する場合は[メディアを追加]をクリックします。管理画面のURLはhttp://{DNS名}/wp-adminと覚えておきましょう。
    スクリーンショット 2020-05-26 16.01.41.png スクリーンショット 2020-05-26 16.00.49.png
  • DNS名でアクセスしてブログページを確認する
    スクリーンショット 2020-05-26 16.02.33.png

SSHクライアントでコンソールにアクセスできることを確認する

  • ログインIDは[ec2-user] スクリーンショット 2016-02-06 19.00.04.png

SSHでアクセスできない場合は、Security GroupでTCP/22のSourceを再設定してみる

  • EC2コンソールを開き、下記設定を行う スクリーンショット 2016-02-06 18.57.53.png

    スクリーンショット 2016-02-06 19.52.57.png ※ 社内LAN等F/W越しの接続の場合、上記設定ではSSH/SFTP接続ができない場合がある。その場合はSSH/SFTP接続をするときだけ「Anywhere」で開放し、作業が終了したらポートを閉じるようにする
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