概要
Xamarin開発の勉強中なので、忘れないための投稿です。
今回はクロスプラットフォームアプリの新規ソリューション作成の手順を記載します。
環境
OS:Mac OSX(Yosemite 10.10.5)
ソフトウェア:Xamarin Studio(5.10)
プロジェクトの作成
Xamarin.Formsを使う場合と、Xamarin.Formsを使わず両方をネイティブ実装する場合がありますが、ソリューションの作成手順は同じです。
1. メニューから「ファイル > 新規 > ソリューション」を選択する
2. ウィザードの「Cross-platform」から作成したいタイプのソリューションを選択
Xamarin.Formsを使用する場合は「Xamarin.Forms App」
ネイティブ開発の場合は「Single View App」を選択しましょう。
3. ソリューション情報を入力する
-
AppName
Android:Application Name
iOS:Product Name -
Organization Identifier
Android:Company Domain
iOS:Organization Identifier -
Target Platforms
作成対象のOS(クロスでやるなら両方にチェック)
-
Shared Code
共通コードの種類
Portable Class LibraryとShared Libraryの違いは公式を参照して下さい。
(http://www.xlsoft.com/jp/products/xamarin/portable_class_libraries.html)
Shared Projects は、シングル ファイル セットを使用して、ソリューション内でコードを共有するシンプルな方法を提供し、一般的には、条件付きのコンパイラ ディレクティブを使用して、さまざまなプラットフォーム用のコード パスを指定します (詳細は、Shared Projects article と Setting up a Xamarin Cross-Platform Solution guide を参照してください)。
PCL のプロジェクトは、既知の BCL クラス/機能のセットをサポートする特定のプロファイルをターゲットとします。ただし、PCL の弱点は、プロファイル独自のライブラリにプロファイル独自のコードを分けるために、アーキテクチャー上、余計な手間が掛かります。これら二つのアプローチに関する詳細は、Sharing Code Options guide を参照してください。
C#資産の具合で選ぶことになるかと思います。
4. ソリューション情報を入力する2
特に説明する所はありません。
Gitを使う場合は「Use git for version control」にチェックを入れましょう。
Xamarin InsightsはXamarinのレポート機能等です、どちらでも大丈夫です。
5. 作成完了
作成完了したら上図のようになります。
一番上のTestAppが共通コードのプロジェクト、「.Droid」がAndroid用のプロジェクト、「.iOS」がiOS用のプロジェクトです。
ビルドする対象を切り替えたいときは、プロジェクトを右クリックして「スタートアップ プロジェクトとして設定」を選択して下さい。
以上でソリューションの新規作成は完了です。