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githubとgh:eを間違えないためのgitサブコマンドを作った

Last updated at Posted at 2016-06-13

https://github.com/Hi-king/git-confedclone を作りました。

普段会社ではgithub enterpriseを使っているのですが、OSSの仕事でgithubの方にコミットする事もしばしばあります。さらに業務以外のgithubレポジトリにコミットする事もしばしばあるので、ここで問題となるのが、プライベートなプロジェクトに会社のメールアドレスでコミットしてしまう事件です。

configを明示的に書かないとリモートにpushできない設定

git config --global user.useConfigOnly true しておくと、環境変数からemail取ってきて勝手に使っちゃう事がなくなるので、各レポジトリ毎に明示的に git config user.email xxxx@yyyy する必要が出るので、事故らなくなります。( see http://qiita.com/uasi/items/a340bb487ec07caac799 )。

そうすると今度は問題になるのが、レポジトリクローンする毎に設定をしなきゃいけない面倒くささです。怠惰はエンジニアの美徳なので、無駄な作業は一つでも減らしましょう、ということで作ったのが今回のgitサブコマンドです。

使い方

  1. git@github.com:Hi-king/git-confedclone.git
  2. setup.py install
  3. ~/.gitconfedclone をyamlで書く(後述)
  4. git confedclone https://github.com/xxxx/yyyy でcloneとconfig設定が一括でできるようになります。

yaml例

会社とパブリックでメールアドレスを変えたい場合、以下のような設定yamlを書くことでclone元のホストに応じたconfigが自動で書かれます。".*"としている部分はorganizationにマッチさせる正規表現で、ここではホスト名だけで分岐させるという意味です。

- "github.yourcompany.com":
    - ".*":
        "user.name": "John Smith"
        "user.email": "john_smith@yourcompany.com"
- "github.com":
    - ".*":
        "user.name": "J"
        "user.email": "john_smith@gmail.com"
- "bitbucket.org":
    - ".*":
        "user.name": "J"
        "user.email": "john_smith@gmail.com"

githubの中でもorganization毎にメールアドレスを変えたい場合、以下のような設定yamlを書くことで。organization/user毎に別のconfigがclone時に設定されるようになります。

- "github.com":
    - "YOUR-OSS":
        "user.name": "John Smith"
        "user.email": "john_smith@yourcomapany.com"
    - "Other-OSS":
        "user.name": "J.S."
        "user.email": "john_smith@gmail.com"
    - "John":
        "user.name": "J"
        "user.email": "john_smith@gmail.com"

他のやり方

僕は結構困ってるので、他にも困ってる人がいるはずだし、各自いろんな解決をしてるんじゃないかと思います。もっといい方法もあるのかも。少なくとも、gitのpre-commitフックにスクリプトを書く方法はあるとは思います。

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