#高校数学を復習した経緯や勉強方法
高校数学を復習した経緯は、予測分析(統計)学習時に数式で躓いたことです。詳しい経緯や勉強方法は前記事「文系卒社会人が統計・機械学習を理解するための数学勉強方法」を参照してください。
約115時間かけて復習しました。
#サマリ
高校数学復習後に再び、「統計学入門 (基礎統計学)」を見返してみました。
結論は、高校数学復習を終えた状態で統計入門を完全に理解できないけど理解が速く深くなった、です。
入門に達していないのが悲しいですが、一方で成長した点は嬉しく複雑な気分です。
#復習の効果
数式に慣れたので、苦手意識が薄れて理解する速度が速くなりました。例えば、離散型の分散を示す以下の式はある程度すぐに頭に入ります(むしろ、今までが知識不足と言えばそれまでですが・・・)。
V(X)=\int^\infty_{-\infty}(x-\mu)^2f(x)dx
これは、想像以上に楽になりました!意味がわかると少しモチベーションあがります
#認識している足りない点
わかっているだけで、ガウス積分、偏微分なんかは長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書数学 (考える大人の学び直しシリーズ)で出てこなかったので、追加で勉強しないといけません。
ガウス積分は正規分布で、偏微分は回帰分析で使います。
ざっと「統計学入門 (基礎統計学)」を読み返しただけなので、他にもまだまだ足りない点があると思います。
#今後の方針
高校数学で足りなかったので、まずは大学数学に手を伸ばしました。
「スバラシク実力がつくと評判の大学基礎数学キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!」を買って勉強しました。非常にわかりやすい参考書です。
2年ほど勉強をして、統計学にフォーカスしたおすすめ勉強方法を「文系卒社会人が統計入門する最短学習法」に書きました。