数式を含むウェブページを書きたい!そいうときはMathJaxを使うという手があります。TeXが分かる人ならすぐにでも使えます。Qiitaでは何もせずに$\mathbb{N}$
と書くと、$\mathbb{N}$となります。
まず、htmlの適切な場所に
<script type="text/javascript" src="http://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML">
を書きましょう。どこに入れればいいか分からない人は、何も考えず、ヘッダーの中にでも書いておきましょう。
ネットの向こうからMathJax.jsを拾って来い、という意味です。
Macの人が見る場合、円マークとバックスラッシュを区別したりするようなので、その人たちのための、文字コードはシフトJisにするとよいでしょう。どうすればいいかというと、そのhtmlファイルをSJISで保存(ちょっといいテキストエディタならファイルのところにあるはず)、そして、メタデータに
<meta charset="shift_jis">
と書いておけばいいのです。
試しに、ボディに
\[\mathbb{N}\]
と書きましょう。上手くいきましたか?
しかし、これだけだと$\mathbb{N}$
と書いても、これを数式と見てくれません。そこで次のように設定を付け加えます。
<script type="text/x-mathjax-config">
MathJax.Hub.Config({ tex2jax: { inlineMath: [['$','$'], ["\\(","\\)"]] } });
</script>
<script type="text/javascript" src="http://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML">
</script>
これをヘッダーに書くだけ
こうすると$\mathbb{N}$
というようなものも数式として処理されます。
書く側はこれでOKです。しかし、読む側にも注意が必要な点があります。MathJaxを用いた長文を読むと、読み込みが遅いと感じられることがあると思います。これはフォントが問題で、STIXフォントを導入すると改善するでしょう。MathJaxを使ったウェブページに導入を促すような但し書きをしておくと良いでしょう。
本格的に使いたいという方は黒木先生の解説を読まれると良いと思います。