目次
- RstudioでRパッケージを作ってみる 1 ~自作関数を実行~ - Qiita
- RstudioでRパッケージを作ってみる 2 ~マニュアル作成~ - Qiita
- RstudioでRパッケージを作ってみる 3 ~パッケージ配布~ - Qiita
#はじめに
Rをある程度使ったことのある方なら、パッケージを導入したことがあるかと思います。
require(ggplot2)
library(dplyr)
このパッケージ、実は自作も可能ってご存知でしたか?
今回はRstudioを使ってパッケージをお試しで作ってみようと思います。
#パッケージを自作
まず、RstudioのFileメニューからNew Projectを選びます。
New directoryを選択します。
R packageを選択します。
Package Nameを入力します。ここではHelloWorldとしました。
Create Projectを押すと、パッケージの作成画面が開きます。
- パッケージの中身が表示されています。
- Buildペインで、パッケージのビルドができるようになっています。
ここで、既にHello worldを表示するプログラムが出来上がっていますが、このままでは面白くないので一捻り加えましょう。
hello <- function() {
# Hello world を10回表示
for(i in 1:10){
print("Hello, world!")
}
}
ここで、BuildペインのBuild & Reloadボタンを押すと、ビルドが始まります。Consoleに> library(HelloWorld)と表示されるはずです。作成されたパッケージがRに読み込まれました。さあ、hello()とタイプして関数を起動してみましょう。
> hello()
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
[1] "Hello, world!"
無事パッケージ内の自作関数が起動されました。
次回はマニュアルの執筆について書きます。それでは!