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僕の作成した記事ですが、紹介させてもらいます。
コーディング規約(Choreographe)【提案】
http://qiita.com/DeveloperRyo87/items/4c36a7955016ad0c176f
前回、こちらの記事でコーディング規約を考えていく上で何ベースで開発していくかを考えてみました。
前書き
今回は前回の記事を踏まえた上で、どのようなコーディングを行っていくと見やすくなるか、わかりやすくなるかをまとめていきます。
まとめ
前回のまとめ
前回の記事では5種類のベースについて話をしました。
またそれぞれに対して利点と欠点があることがわかりました。
それらを総合してどのようにアプリケーションを作ると良いかまとめていきます。
それぞれのベースの特徴
Dialogベース
会話を行うことに特化しており、その中でモーションをつけたり、音を流したりすることができる。
Timelineベース
モーションを付けることよりも、レイヤーやフレームを使ってアクションを管理することができるので見やすいプロジェクトの作成が可能。
イベントベース
発火させるタイミングを任意で制御できるため、使いドコロを謝らなければわかりやすいプロジェクトを作成できる。
pythonベース
あまり大規模なコーディングには向かないが、APIが公開されているので、ドキュメントが読めれば比較的小回りの効いたプロジェクトが作成できる。
Diagramベース
比較的容易にボックス群を束ねることができるので、初心者でも簡単にグルーピングができる。
また、diagramにわかりやすい名前を付けることで、概形がわかりやすいものとなる。
Choreographeによるアプリケーション開発の指針
- Diagramでアプリケーションの概形を作る。
- DialogまたはTimelineベースでアプリケーションの作成
- 細かなところはpythonを用いて制御
- イベントはコメント付きで発火させる。
Choreographeによるアプリケーション開発の制約
- 1画面にボックスは10個まで。それ以上になるようであれば、TimelineかDiagramで分けること。
- Diagramでグルーピングを行うが、階層は既存のボックスを除いて3階層まで。
- あまりにもボックスが増えるようであれば、behaviorを作成するか、Timelineのレイヤーを作成して対応すること。
- 画面をスクロールしなくてもすべてのボックスが見れるような配置であること。
- Diagramを用いる場合はわかりやすいiconと名前に変更すること。
- Timelineのレイヤー名、フレーム名をわかりやすい名前に変更すること。
補足
上記の1,2 から10^3=1000ということでおよそ1000個のボックスが使えることとなりますが、実際には1000個ものボックスを使うと、起動時のインスタンス生成に時間がかかり大変非効率的です。なので極力ボックスの数は減らすことが望ましいと思います。
また、3の"behaviorを作成するか、Timelineのレイヤーを作成して対応すること。"ですが、レイヤーやフレームを正確に言うとBehavior Layer,Behavior Frameという名前がついております。
名前からも分かる通り、Behaviorを作成しています。
behavior-layers
http://doc.aldebaran.com/2-1/software/choregraphe/panels/timeline_panel.html?highlight=frame#behavior-layers