Windows8環境でAtomをビルドする方法
Github製のテキストエディタatomをwindows向けにビルドする方法です。
下記ドキュメントの通り実行すれば基本的に成功します。
作業手順
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以下のツールをWindowsにインストールする
- VisualStudio
- node.js
- Python2.7.*
- Github for Windows
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Windowsの環境変数を変更して以下のパスを通す
C:\path\to\nodejs\
C:\path\to\atom\repo\node_modules\
C:\path\to\python\ -
管理者権限でGit Shellを起動する
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パスが通っていることを確認する
node -v
python --version -
インストールを実行する
cd C:\workspace
git clone https://github.com/atom/atom
cd atom
script\build -
下記のメッセージが表示されればインストールが完了
Installing modules ✓
┇
┇
Running "install" task
Done, without errors. -
下記フォルダに実行ファイルが生成されているか確認
C:\Program Files (x86)\Atom -
Atomを起動
atom.exe
注意事項
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visual studioの設定が正しくないエラーが出る場合
- 環境変数"GYP_MSVS_VERSION" に正しいVisual studioのバージョンを設定する
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古いVisual studioのインストールフォルダの残骸が残っている場合
- フォルダを削除するかリネームが必要
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ビルド途中で文字化けして停止する場合
- Github Shellを管理者権限で開き直してスクリプトを実行する
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Visual studioのインストールをデフォルトフォルダ以外に指定している場合
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下記設定ファイルを修正してビルドを行う
C:\workspace\atom\apm\node_modules\atom-package-manager\lib\config.js
例:
vs2012Path = path.join(this.x86ProgramFilesDirectory(), "Microsoft Visual Studio 11.0", "Common7", "IDE");
↓
vs2012Path = path.join("D:\Program Files (x86)", "Microsoft Visual Studio 11.0", "Common7", "IDE");
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