LoginSignup
2
1

More than 5 years have passed since last update.

rootアカウントに設定したMFAデバイスが時刻ずれした時の再同期方法

Last updated at Posted at 2017-03-06

はじめに

IAMユーザーのMFAデバイスを再同期する方法はドキュメントに載っている。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/IAM/latest/UserGuide/id_credentials_mfa_sync.html

rootアカウントのMFAデバイスが故障した時の対応も載っている。
http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/IAM/latest/UserGuide/id_credentials_mfa_lost-or-broken.html

でもrootアカウントのMFAデバイスの再同期の方法が載っていない。(はず)

rootアカウントのMFAデバイス設定はrootアカウントでしかできない。
もちろんコンソール上でrootがroot自身のMFAデバイスを再同期することは可能。

問題はコンソールにサインインする時点で時刻ずれが起こっていた時。
IMAユーザーのMFAデバイスなら、時刻ずれしても、違うユーザーで再同期できるので問題ない。

rootアカウントだと困る。
なので調べました。

1.rootアカウントでサインインを試みる

  • MFAデバイスが設定済みの前提です。
  • https://console.aws.amazon.com/console/
  • メールアドレスとパスワードを入力し、「Sign in using our secure server」で画面遷移。

2.認証コードを入力しないで画面下部のリンクへ飛ぶ

  • 赤枠で囲っている箇所からリンクで飛びます。
  • ちなみに画面上部のエラーは同期がずれてるデバイスで認証コードを生成してサインインしようとした時に(も)出ます。
    • 「There was a pronlem」
    • 「The authentication code you entered is invailid. Please make sure that you have correctly entered your authentication code.」
  • 私の環境だと8ヶ月くらいぶりにデバイスを使おうとしたらずれていました。

rootのMFA再同期1.JPG

3.もう一回アドレスとパスワードを入力する

  • 1.と同じ画面に飛びます。
  • 「あれ?」と思いますが、再度メールアドレスとパスワードを入力し、「Sign in using our secure server」で画面遷移。

4.認証コードを2回入力して再同期

  • MFAデバイスで2回コードを生成し、「Re-sync...」をクリックすれば完了。
  • ちなみに右側の「Contact Us」をクリックすれば、故障時等のサポートページに飛ぶ。

rootのMFA再同期2.JPG

おわりに

物理MFAデバイスは時刻ずれが怖いですね。
仮想MFAデバイスなら大丈夫なものなのかは知りません。

以前行ったOpsJAWSで聞いた話。
ソフトウェアMFAには3種類ある。

  • Saasタイプ
  • モバイルタイプ
  • ローカルアプリタイプ(New!)

某社ではローカルアプリタイプであるWinAuthをEC2上で動かして、
必要時にだけEC2を立ち上げて認証して…という仕組みにしているらしい。
うろ覚えです。

以上です。

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1