vccwを使い始めて、vagrant起こさなくてもwp scaffoldを使いたいと思い始めました。
wp-cliはphpの.pharファイルとして配布されておりphpがインストールされていてUnix風シェル環境(MSYSやCygwin)が使えれば、Windowsでも動かすことができます。
前提
- MSYSあるいはCygwinがインストール済みであること。
WindowsでGitやminttyを使っている環境なら大丈夫です。 - php5.3.2以上へのパスが通って、phpコマンドが動作する環境であること
- ローカルあるいはネットワーク上にMySQLサーバがあること(wp-cliの動作にはWordPressを実行できる環境が必要なため)
当方は、Wampインストール済み環境で実行しました。
手順
以下はおおむね、http://wp-cli.org/ のInstalling (And Upgrading)の項を見ながら進めます。
wp-cli.pharのダウンロードとphp wp-cli.pharの動作確認
wp-cli.pharを適当な場所へダウンロードしてくる。
例)https://raw.githubusercontent.com/wp-cli/builds/gh-pages/phar/wp-cli.phar
次に、MinGWなどから
php wp-cli.phar --info
を実行して以下のような表示がされればOK。
PHP binary: c:\wamp\bin\php\php5.4.12\php.exe
PHP version: 5.4.12
php.ini used: C:\wamp\bin\php\php5.4.12\php.ini
WP-CLI root dir: phar://wp-cli.phar
WP-CLI global config:
WP-CLI project config:
WP-CLI version: 0.17.0
bashの設定ファイルへ以下を追記
alias wp='php /c/"wp-cli.pharを配置したディレクトリ"/wp-cli.phar'
保存してターミナルから
soruce ~/.bashrc
wp --infoの動作確認
php wp-cli.phar --info
と同じ結果になればOK
.bashrcに書いたaliasが使えないようであれば
MINGWやcmd.exeからのsh --login
で.bashrcが動いていないようなときは、
~/.bash_profileファイルを作成して、
[ -f "$HOME/.bashrc" ] && source "$HOME/.bashrc"
を書いておくと幸せになれる。
参考URL: http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20100415/1271293216
データベースサーバの確認など
wp-config.phpに書かれたサーバ情報を使用する為、新規インストールの場合はDBやユーザーを作成しておく
あとは、WordPressをインストールしたいディレクトリへ移動してwp core install
したり、
すでにWordpressをインストールしてあるディレクトリからwp scaffold
等が使えるようになります。