2016/9/14時点でのgithubの動向に基づく予想.
確定情報ではない.
正式リリース時期はおそらく10月後半か11月前半.
マージ済み
Checkpoint (experimental)
$ docker checkpoint create container1 checkpoint1
を実行するとコンテナが停止してスナップショットが撮られる.
内部的にはCRIUを使っている.
後で再開できる.
$ docker start --checkpoint checkpoint1 container1
live migrationにつかうべきものではないことに注意.
This feature is currently focused on single-host use cases for checkpoint and restore. Here are a few:
- Restarting the host machine without stopping/starting containers
- Speeding up the start time of slow start applications
- "Rewinding" processes to an earlier point in time
- "Forensic debugging" of running processes
Another primary use case of checkpoint & restore outside of Docker is the live migration of a server from one machine to another. This is possible with the current implementation, but not currently a priority (and so the workflow is not optimized for the task).
なお,TTY (docker run -t ..
)はサポートされていない.https://github.com/docker/docker/pull/26515
MAINTAINER
廃止
Dockerfile中のMAINTAINER
命令は廃止される.今後はLABEL
が推奨される.
既存のDockerfileとの互換性は保たれる.
マージされそう (主にmilestone:1.13のラベルがあるもの)
Swarmkit: HA scheduler
タスクをなるべく異なるノードに配置するスケジューリング.
1.13ではデフォルトになる.https://github.com/docker/docker/issues/26259#issuecomment-245472484
Prometheusサポート
metricsがとれるようになる
docker build --squash
(experimental)
イメージのレイヤーをまとめることができるようになる
Solarisサポート
CLI整理
マージされるかも(予想)
zombie reaper
コンテナ内にinitがいないことによるzombie問題が解消される.
(tiniに似ている)
docker system prune
使っていないコンテナやイメージをまとめて削除できるようになる.
地味ではあるが,実はユーザに最も恩恵のある新機能かもしれない.
OCI imageサポート
Swarmkit: secret store
secretは環境変数やファイルの形で,タスクに露出される
Swarmkit: topology-aware scheduling
https://github.com/docker/swarmkit/pull/1473
https://github.com/docker/swarmkit/pull/1512
複数のavailable zoneにまたがるようにタスクを配置できるようになる
Swarmkit: deviceサポート
GPUとかが使えるようになる.
libnetwork: IPVS NAT
iptablesのルールがuser-definedなものと被る問題が解消される
Introspection volume
メタ情報がボリュームとしてマウントされるようになる.
例えばcat /docker/task/slot
を実行するとタスクのスロット番号(nginx.1,nginx.2,..とかの末尾の番号)が見えるようになる.