#はじめに
- WEBシステムに不具合が発生したときなどにApacheのアクセスログを調査した経験のある方
- 巨大なアクセスログをgrepやExcelを駆使してなんとか解析結果を作成した経験のある方
- 担当しているシステムには、OSSなんて導入できないからどうせ使えないと思っていた方
Windowsローカル環境にelasticsearchとkibanaを導入する方式でもログ解析がグンと簡単にそして楽しくなりますよ!
1. ダウンロード(ZIP)
elasticsearch-1.4.1.zip
http://www.elasticsearch.org/overview/elkdownloads/
適当なディレクトリに展開する。
(例) C:\work\elasticsearch-1.4.1
kibana-4.0.0-BETA2.zip
http://www.elasticsearch.org/overview/kibana/installation/
適当なディレクトリに展開する。
(例) C:\work\kibana-4.0.0-BETA2
#2. JAVA_HOME設定(未済の場合)
システムのプロパティ-詳細設定-環境変数
ユーザ環境変数またはシステム環境変数にJAVA_HOMEを追加
※Java実行環境がインストールされていない場合は、Javaのインストールも必要。
https://java.com/ja/download/
#3. elasticsearch起動
##3-1. コマンドプロンプト起動
##3-2. ディレクトリ移動
(例) cd C:\work\elasticsearch-1.4.1
##3-3. バッチ実行
.\bin\elasticsearch.bat
##3-4. 起動確認
コマンドプロンプトに"started"が表示されたら
ブラウザから http://localhost:9200/ にアクセスする。
下記のようなメッセージが出力されれば起動完了。
※nameタグの値は起動の度に変更される。
#####ブラウザに表示される内容
{
"status" : 200,
"name" : "Trump",
"cluster_name" : "elasticsearch",
"version" : {
"number" : "1.4.1",
"build_hash" : "89d3241d670db65f994242c8e8383b169779e2d4",
"build_timestamp" : "2014-11-26T15:49:29Z",
"build_snapshot" : false,
"lucene_version" : "4.10.2"
},
"tagline" : "You Know, for Search"
}
#4. Kibana起動
##4-1.コマンドプロンプト起動
##4-2.ディレクトリ移動
(例) cd C:\work\kibana-4.0.0-BETA2
##4-3.バッチ実行
.\bin\kibana.bat
##4-4.起動確認
- コマンドプロンプトに以下が表示されると起動完了。
{"@timestamp":"2014-11-27T20:59:01+09:00","level":"INFO","name":"Kibana","message":"Kibana server started on tcp://0.0.0.0:5601 in production mode."}
- ブラウザから http://localhost:5601/ にアクセスすると
「Configure an index pattern」の画面が表示される。
以上でセットアップ完了。
次回はログデータのインポート方法について投稿します。