経緯
いつもCentOSばかりいじっていたので、Debianも触ってみたい。
→ せっかくならMac/vagrant(Vagrantbox.es使用)で触りたい。
CentOSみたいにできるかな?と思ってやってみたら、aptのアップデートでロケールエラーが出てしまったorz
→ 最近ようやく日本語化できたので、備忘録的に書いておく。
CentOS編はこちら
利用したBox
Debian Wheezy 7.2 amd64 (VirtualBox Guest Additions 4.3.0)
日本語化する方法(Debianの場合)
入っているかもしれませんが、localeパッケージをインストールしておきます。
sudo aptitude install locales
ロケールを日本語に設定する。
sudo dpkg-reconfigure locales
[*] ja_JP.EUC-JP EUC-JP
[*] ja_JP.UTF-8 UTF-8
デフォルトのロケール設定を聞かれるので、ja_JP.UTF-8に設定。
Default locale for the system environment:
ja_JP.UTF-8
環境変数LANGをja_JP.UTF-8に設定。
export LANG="ja_JP.UTF-8"
コンソールメッセージは英語にしたい、という場合には
LC_MESSAGESの環境変数部分をen_US.UTF-8に設定。
export LC_MESSAGES="en_US.UTF-8"
参考
余談
perlでロケールエラーが出る(今、再現しないので経過観察中)
参考サイトの一番下にあるperlのロケールエラーでずっと悩んでましたw
今はなぜか出てこないので、様子見中です。ロケールにおける環境変数を知っておく
・ITmedia / 環境変数によるロケールの管理
・環境変数LC_ALLは未定義のほうがよい?ロケール用環境変数について
環境変数 | 意味 |
---|---|
LANG | 言語の指定 |
LANGUAGE | GNU gettext (多くのプログラム向けにメッセージの翻訳結果を提供する仕組み) を利用する場合 |
LC_CTYPE | 文字クラス (さまざまなプログラム、 特に正規表現のマッチャが用いる名前付きの文字セット) |
LC_NUMERIC | 数値の書式 |
LC_TIME | 日付および時刻の書式 |
LC_COLLATE | ソート順序の制御 |
LC_MONETARY | 通貨の書式 |
LC_MESSAGES | メッセージのエンコーディングの指定 |
LC_PAPER | 用紙サイズ |
LC_NAME | 個人名の書式 |
LC_ADDRESS | 住所の書式 |
LC_TELEPHONE | 電話番号の書式 |
LC_MEASUREMENT | 測定法の単位 |
LC_IDENTIFICATION | ? (すみません、分かりませんでした) |
LC_ALL | "LC"と付く環境変数を全て上書きする |
※ すべてに同じ値を用いる場合は、LANGを設定するだけでよい、とのこと。