I2C接続のキャラクタディスプレイ AQM0802.
http://qiita.com/7of9/items/b3e1db76422280d47b7a
において一応動作はしたが、フラットケーブルなので固定しないと使いづらい。
関連情報を探している時に、ねむいさんのぶろぐにて以下のユニバーサル基板実装を見つけた。
http://nemuisan.blog.bai.ne.jp/?eid=204166
僕がよく使っているDAISENの細長いユニバーサル基板だ。
ピッチ変換をどうしているか考えながら、「曲げたらいいのか」という考えになりやってみた。
部品面とハンダ面
ねむいさんの方は横長での使い方だが、こちらは縦長で使いたいのでそのようにした。
ハンダ面は以下となる。基板上の実装なので随分楽になった。
青い線は昨日手に入れたジュンフロン線 ETFE 0.26mm L-50。
なお、プルアップ抵抗はESP8266の基板(上の写真の左の基板)上で実装しているので、今回はこちらの基板には実装していない。
実装
ピンを曲げた様子。
これが一番時間がかかった。
ラジオペンチでピンを曲げながら、2.54mmピッチに合わせていく。ピンの形状としては、竹ぼうきの先が広がった状態に近い。
両サイドのピンが一番頭が出にくく、スルーホールに少し入ったかどうか、という状態ではんだ付けした。
ハンダ付けの方法としては、
- ボビンに巻き付かれたハンダ線の先を蛇使いの蛇のように出して頭が下向き(または少し斜め)になった状態にしておく
- AQM0802のピンがユニーバサル基板のスルーホールに入った状態にして、それを左手で抑える
- 2のピンの部分を1のハンダ線先端に持って行き、右手ではんだごてを使って仮はんだする
- 仮はんだを溶かして、位置調整をしながら溶かしたはんだの固定をまって本はんだとする
- 他のピンを本はんだする
以下のようになった。
かっちりしていて使い勝手がいい。
ユニーバサル基板実装の費用と考察
費用については
- ユニーバサル基板: ダイセン電子工業 PU26x44 > 125円くらい
- コンデンサ3つ: 60円くらい
ピッチ変換基板は400円。手間と価格を考えるとピッチ変換基板を買うというのも手である。
一方でユニーバサル基板にしておけば、ピン配置を自分で変更できるのがいい。ピッチ変換基板を使った場合は、間にストレートピンヘッダとリード線を入れることでピン配置を変更は可能。
ピッチ変換キットを使った場合、横長画面に対してピン配置が縦になるので、今回のような基板につける場合はピン配置を90度変更するものが必要になる。ESP8266基板のピンを縦配置にするというのも1つの手ではある。