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UI > カテゴリごとの表示 > ユーザはカテゴリを覚えるという前提

Last updated at Posted at 2017-09-13

mindmupというオンラインツールを使い続けている。

最近UIが変更されたようだ。
例として、色の変更方法は以下のように変わった。

  • 変更前
    • ノード選択
    • 右クリック
    • 色変更メニュー選択
    • 色指定
  • 変更後
    • ノード選択
    • 右クリック
    • カテゴリ選択 (ノード編集メニュー)
    • 色変更メニュー選択
    • 色指定

変更後のUIの問題は「ユーザはどのカテゴリにどのメニューがあるか、覚え続けないといけない」ということ。

2,3のツールのみを使い続けるユーザと、50近くのツールを使い続けるユーザで差は出てくる。
頻繁に使い続けるユーザと、たまに使うユーザでも差は出る。

2,3のツールのみ使い続けるユーザや、頻繁に使い続けるユーザは「カテゴリ内容を覚えておける」。記憶コストは低い。
50近くのツールを使い続けるユーザや、たまに使うユーザは「カテゴリ内容を忘れる」。記憶コストは高い。

自分は50近くのツールを適宜、たまに使うユーザである。

そういう点で、新しいmindmupのUIは使いにくくなった。

それでも、ファイルがJSONファイルであること(ポータビリティ)や他の操作がまだ使いやすいという点から使い続けるようには思う。
UIの変更時には、「どういうユーザを対象としているか」をしっかり検討した上で、設計をするのが良いというfood for thoughtになった。

PS.
一カ月前からC++ Builder XE4のプロパティ表示を「カテゴリ形式」に変更して使っていた。ある特定のプロパティを変更する時に、「どのカテゴリにあるか分からない」ことが繰り返されたので、カテゴリ形式をやめてアルファベット形式に最近戻した。よく使用しているIDEでさえ、カテゴリの詳細を覚え続けるのはコストが高い。

PS (2018/01/05)
10.2 Tokyoになってからオブジェクトインスペクタでプロパティとイベントのキーワード検索ができるようになった。
この機能はTokyoを使い始めてから重宝している。こういうUIはどんどん実装されれば開発が捗るIDEになると感じる。

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