Yahooアクセス解析について
Webサイトのアクセス解析ソフトといえば、 Google アナリティクス がデファクト・スタンダードになりつつあるのですが、10月30日から、Yahooでもフリーのアクセス解析ツールが提供されました。
http://yongshuangchem.com/news/3100/ によると大きな違いは、
- ユーザー属性分析
- リアルタイム分析
- 組織分析
- 広告コンバージョン分析
- スマートフォンに最適化
だそうです。
そんなYahooアクセス解析を始める際に設定すべき3つのことをまとめます。なお、基本的なアカウントの取得だとかの準備については、 http://yongshuangchem.com/news/3100/ の記事をご参照ください。
URLパラメーター
Yahooアクセス解析画面内の右上 設定 リンクから、 URLパラメータ を指定してください。WebサイトをPHPなどで動的に作成しているケースで、URLパラメーターがページを特定するために意味をもっている場合、こちらの設定画面から、意味のあるURLパラメータを指定してください。
WordPressのデフォルトの場合、「p」とか「author_name」といったパラメータを指定するといいかと思います。よく分からない場合は、Webのシステム担当の方などに確認するといいかと思います。
除外IPアドレス
自分や、自社内からのアクセスをIPアドレス指定で除外することが可能です。Googleアナリティクスのように正規表現で指定する、といったことはできませんが、テキストエリアに除外したいIPアドレスを羅列するだけで可能です。また、正規表現は使えませんが、前方一致で判断する、ということですので、「xxx.xxx.xxx.」のような指定も可能です。
広告出稿用パラメータ設定
デフォルトでは、広告出稿用パラメータは、
- ui_medium
- ui_campaign
- ui_source
- ui_term
となっているようで、Googleアナリティクスの広告出稿用パラメータとは異なっているようです。Googleアナリティクスを併用している場合や、これから併用を考えている場合は、異なる広告出稿用パラメータにすると、後々面倒なことになりそうなので、揃えておくのが賢明かと思います。Googleアナリティクスは設定不可だったと思いますが、Yahooアクセス解析は設定できるようなので、こちらの設定をGoogle アナリティクスに合わせます。同じく右上の設定から 広告出稿用パラメータ設定 にて設定可能です。
パラメータのプリフィックスが ui になっているのを utm に4つとも変更すれば終わりです。
終わりに
Yahooアクセス解析でどんなことができるかについては、今後使ってみて、またレポートを上げてみようかと思います。