#node.jsのライブラリのライセンスが商用利用可能か調べる
「grunt-license-report」というモジュールを使います。
このモジュールはgruntというタスクランナーを使用して実行されますので、gruntから順番にインストールしていきます。
gruntを自分のプロジェクトへインストール。
npm install grunt
コマンドラインからgruntを実行するのでグローバルにコマンドライン用gruntをインストール。
npm install -g grunt-cli
grunt-license-reportをインストール。
npm install grunt-license-report
gruntfile.jsを用意する。
module.exports = function (grunt) {
grunt.initConfig({
pkg: grunt.file.readJSON('package.json'),
"grunt-license-report": {
output: {
path: './report/licenses',
format: 'html'
}
}
});
grunt.loadNpmTasks('grunt-license-report');
grunt.registerTask('default', ['grunt-license-report']);
};
出力ディレクトリを作成する。
自分のプロジェクト配下に「report」を作成しておいてください。
以下のコマンドで実行する。
これでデフォルトタスク「default」(つまりgrunt-license-report)を実行してくれます。
grunt
実行するとプロジェクトのreportディレクトリの下にこのようなHTMLレポートが作成されます。
商用利用できるライセンスはこちらを参照してください。
商用利用できるオープンソースライセンスはけっきょくどれで何をすればいいのか?
この中で問題がありそうなライセンスがあったら、どのモジュールがそのモジュールを使用しているのか依存を知るためにモジュール名で検索かけます。
npm ls パッケージ名
問題のライブラリを使用している親モジュールを特定したら、それを使わない選択肢を考えるか代替えのライブラリを探すか対処を考えます。